夢だけど夢じゃなかった。

2023年3月14日。

九段下から、江戸城の搦手門を通って、日本武道館へ。

正面、赤い武道館の文字。

その下に掲げられた看板には、

『2023.3.14 MeseMoa. NIPPONBUDOKAN  "Messe9e More" 』。

 

会場周辺にいると、いろんな国の言語が飛び交っていた。

たくさんの人がいて、みんな見に来たんだ、すごいなって思った。

みんな嬉しそうで、楽しそうだった。

少し歩けば懐かしい顔がいて、最近仲良くなったあの子がいた。

 

 

その日最初に声をかけてもらった言葉が、「おめでとうございます!」だった。

これほどふさわしい言葉はないな、と思って、「おめでとうございます!」と返した。

 

会場の軒下にいたら、白い羽が降ってきた。

見上げたら鳩がいたから、多分換毛期の名残なんだろうけど、

神様が味方して、天使でも寄越したんじゃないかなってちょっと思ったりした。

 

開演どころか物販からこんな有様で、妙に興奮して、妙に情緒的になってた。

 

今回の席は私の名義で、スタンドだった。

そりゃあアリーナ前方がよかったけど 笑、センターステージ真横だったので、

これはこれで見やすくていいなと席に着いて最初の感想だった。

 

後輩グループのOPAも観た。

売り出し中の後輩たちですとお披露目の機会を設けたことが、先輩と会社からのエールなんだと思う。

いろんな人が、いろんなことを思うけど、それはみんな理由がある。

私は、どうやっても、彼らの後輩だから可愛いという下駄を履かせてしまって。

この色ガラスつきの目でも、これからもゆるく見守らせてほしいなと思った。

 

会場が暗くなって、客席のペンライトが灯った。

綺麗だった。

思っていたより、上までしっかり点いていて、ほぼ満員なんだなって思った。

 

『Flower Wind』の歌いだしはのっくん。

この大舞台で、第一声。

昔だったら断っていたんじゃないかな、なんて思ったりした。

人気のあるウェディングソングだけど、この日は、少し違って聞こえた。

彼らが私たちにかけてくれる言葉のように思った。

「今日は人生で最高の記念日にしようね」

「ずっとこの手を離さないでくれてありがとう」

私だって、「今日の君を忘れない」よ。

(ところで、のっくんこの日シークレットインソール入れてた?)

 

『烏合の衆』は、とにかく迫力。

幕張に行けなかったので、炎の特攻を見たのは初めてだった。

リリース時期がとにかく大変だった曲。

声も出せてフルキャパで、武道館で出来て良かった。

 

殺生石セッション』『New Sunshine』

推しのセンター曲。

武道館の、センターステージで、堂々としたパフォーマンスだった。

美しい狐と、夢を叶えたと叫ぶ青年。

どちらも、自慢できる最高の推し。

 

『曖昧ジゴロ』『アンラッキー☆BOY(´・ω・`)』

あの日が帰ってきた、と言ったのはにーちゃん。

取り戻せたね。よかったね。

あと、顔がいいコールって、本当にインパクトがすごい。

んで、しろさんは本当に顔がいい。

 

『Majesta』

楽曲としてめちゃめちゃ好きで、この前の映像からのスパイモチーフが相まって最高にかっこよかった!

 

『真逆の糸』

蜘蛛の巣演出天才では。

 

しかしこのターンの煎じくん本当に美しいな。

好みはあると思いますが、今の体型でより増した圧?迫力?と、脅威のベイビーフェイスのバランスがすごい。つい見ちゃう。

 

 

Polaris

明るかったり激しかったりするナンバーが多い中で、しっかり聴かせる曲。

煎じくん、綺麗に聞こえたよ。

 

『陽之鳥』

今なら、今すぐ呼べる。

この曲を聴くと、MeseMoa.だなって思う。

 

去年はいろんな波があって、自分は応援続けられないんじゃないかと思って。

3月を迎えて、大丈夫かなって思って向かったけど、

ちゃんと当日は晴れやかな気持ちで観れました。よかった。

 

話はステージに戻って、

『War Cry』

懐かしい再現映像。好き勝手やってるとみたんがかわいかった。

大きな大きなそれぞれの推しの名前が聞こえて、嬉しかった。

 

『新鮮!竜宮城RENBO』

『P機MeseMoa.』のスロット映像。野崎弁当リーチはあんまり強くない。

私、学んだ。

RENBOってペンライトの動きも、コールも独特で好きだから、やってくれて嬉しかったなー。

 

『銀河系クラシック』

大好き。

こんなん泣くじゃん。大好き。

あおいちゃんはいつでも前を示してくれる。センターおめでとう。

途中、全員個々のセンター曲の振り付けが入って、

12thだからこその曲なんだなってなった。

7月の正式リリースが待ち遠しい。

撮影可だったんだけど、自分のiPhoneの電源がなかなか入らなくて、冒頭撮れなかったので、みなさんの拡散のおかげでフルで見れています。大感謝。

 

そして、『いまきたばっかりー!!!』も、解禁でしたね。

これがなきゃ。

 

『You're the love』

最初の山を登ったときのための曲。

声だしOKと聞いた時、これをやってほしいと真っ先に思った。

全員を思いきり呼べるから。

 

『パシフィック展望台』

次の山々を登ったときのための曲。

これはきっとやると思ってた。

ここがてっぺんだから。

でも、ここはてっぺんだけど、てっぺんじゃなかった。

 

2023年12月8日。

ツアーファイナルは、白服・フォーゲル卒業スペシャル。

会場は横浜アリーナ

 

アリーナだって。キャパ14000人だって。

 

今日の日本武道館だって、数多の人が挑んで諦める舞台。

夢が叶ってよかったねって、私のことも連れてきてくれてありがとうって、

思ってた。

この発表のとき、この日いちばん泣いた。

 

私は、山に立ち向かうMeseMoa.が好きなのかも。

晩年、落ち着くことはあるだろうけど、まだ早いって思ってたのかな。

10年も経つのに。

長いね、10年。

自分のことを誇れるかはともかく、MeseMoa.と推しのこと、イルミィとむすめんばー。のみんなのことは誇れるなって思う。

 

すごいねえ。日本武道館アーティストになっちゃった。

冬には、アリーナクラスのアーティストになるんだって。

 

誰に言っても、たいてい「知らない」って言われ続けて。

でも好きだし、楽しかったから、応援をやめることはなくて。

だけど、「話してもわからないだろうから」と言わないシーンもあった。

今はもう、あなたは知らないかもしれないけど、武道館に立ったグループだよって言える。

 

ちなみに、今回はセトリに入っていない『Honey Bee』が出たとき、

こんなちょっと色気を出したような戦略は長続きしないって書かれたブログを今でも執念深く覚えていて、「外れたぞ、ざまあみろ」って思ったし、

某番組チャレンジの結果にも、「見る目無かったね」って思った 笑。

 

『オーロラ曲技団』

しあわせな時間だった。

声が出せると信じて組んだのかな。

手拍子でやる予定だったんだろうか。

 

この日、泣かない覚悟をしているとみたんが愛おしかった。

ステージでは絶対泣かないべんとす。

目が潤んでいたときもあったけど、

その日の数時間後に生放送で話すくらい、1日中昂っていたんだろうな。

 

みんなが嬉しそうにしてるのが嬉しかった一日だった。

夜は懐かしい顔ぶれとお酒を飲んだりして。

取り戻した、って思った。人と人のつながり。

色々気を付ける場面はまだまだあるけど。

 

さて、とんでもなく長くなりましたが、以上感想となります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

来週のアフターイベントではどんな話が飛び出すのかな。

今年も楽しくイルミィでいたいな。

 

・・・・・今気づいたけど、ブログタイトルどうしよう。

早くしないと横アリの日が来ちゃう。

 

 

 

 

 

 

考えること

こんにちは。kyoraです。

 

2022年6月16日の発表を受けて、毎日いろいろと考えています。

 

その前に。

6月9日は石川公演でした。

北陸は4年ぶりとのことで、喜んで見に行きました。

この距離じゃないと来ることがない方々と会ったり、久々の方と会ったり。

物販も久しぶりでした。

ステージは、とってもラッキーなことに、推しのプロデュース演目が1部2部と揃って。

場所も悪くなくて、良く見えたし。

ライブハウスでみるMeseMoa.はめちゃめちゃ楽しいなって、

また声出せるようになりたいねーなんて思っていました。

2部のプロデュース演目曲は、私の初現場で、地元富山で観た演目でした。

かかった瞬間、みんな誰が選んだかすぐわかったし、

終わった瞬間にあおいくんがすぐ口走ったので、

この日行かなかったら多分首をくくっていました(誇張)。

いやでも冗談なしに亡霊になったと思うけど。

でも、この日の演目で私が一番好きだったのはカラメテでした。

もちろん!もちろんどれもよくて、終わった後このセトリ通える通いたいってなりました。

あおいくんと煎じくんのソロも貴重だったし、ユニット演目も楽しかったし。

ただ、なんとなく特筆するとしたらカラメテでした。

技術的にはわかりませんが、感覚的に好きでした。

 

カラメテについては、MVの考察はほかの方がしているので、

私はここでは書かないのですが、曲としての意味というか、

持つ役割について、発表時点からしばらく考えていました。

「なぜ、10thが『カラメテ』という楽曲なのか?」

 

まず、タイトルについて

絡めた手、搦手の掛け言葉なのかな、と思います。

歌詞に出てくるのが絡めた手=絡め手。

そしてこれはフォロワーさんが教えてくださったんですけど、

日本武道館へは、江戸城の北詰門を通るのだそうです。

この北の丸公園の門、北詰門は搦手門(からめてもん)というもので、

正面である大手門の反対側。

その搦手門を通って、日本武道館に行くつくりなんですって。

きっと、中野サンプラザへ行く日のために作られた『You're the love』のように、

武道館へ行く日のために作られた曲なんだと思いました。

また、この件の前に私が検索した時に、搦手の対義語は大手、と見て、

あ、MeseMoa.のことだ、って、思いました。

halyosyさんが込めた意味をどれだけ汲めているかはわかりませんが、

このタイミングに出される曲として、なるほどと思いました。

 

もう一つ、気になっていたこと。

なぜ、お祝いハッピー系でもなければ、上昇系でもなく、

なぜ、別離を描いているんだろう。

 

アイドルとファンのお別れなのか、恋愛なのか。

だとして、「冷蔵庫」ってなんのことなのか。

今日ともなれば、意味が更に重なってしまってしんどさ倍です。

 

少なくとも私は、いつしか、あの発表があるまで、

MeseMoa.を分けて考えたことがありませんでした。

もちろん個々を判別していないという意味ではなく。

いつでも見送ってくれる、迎えてくれる側の存在のひとつだと。

 

でも、むこうにもこちらにも人生があって

そうか、分かれる日もくるか、と頭で受け止めています。

それはきっと、私が推し2人とも残るからという点も大きく関係していると思います。

 

にーちゃんの休止から復活では、願えば叶うを見ました。

ぜっちゃんの休止から卒業では、待っていても望む結果とは限らないことを体感しました。

それを体験していたはずなのに、より彼らの関係は強固になっているものだと

見せてくれていたからこそ、私の動揺はまだあります。

 

今後の活動についてのブログも、動画も見ました。

げるたんの放送も、白さんの放送も見ました。

ぷんちゃんの放送も見ました。

にーちゃんのブログも読みました。

 

今、あおいくんがひときわSNSで声を張っています。

私は応えたいなあと思います。

もう子供じゃないし、MVの踏襲というわけではないですが、

新体制をひっぱるのは彼なのかなあ。

 

でもまだ、新体制なんて考えられないですよね。

9人であることに意味があるから。

とにかく武道館公演の大成功を願っています。

そして、2023年年末まで、笑顔で元気で楽しく応援したいです。

 

卒業する2人には、卒業が近づいてから、

はなむけのお手紙を書こうかなと思います。

幸せな人生を歩んでね、と、本心で書いたものを。

できればSNSアカウントは事務所に預けて行ってくれると嬉しいです(本音)。

個人的には、どんな決断理由でもいいし、いつ決めたのでもいいし、

中の人が何をするかも教えてくれなくていいので、

元気にやりきってくれたらそれがいいかなあ。

 

あと1年半、グループに対していろんなわがままは思いつくけど、

きっといくつかはやってくれるでしょう。

 

できれば、できれば、3/14は平日で翌日仕事なので、

亡霊にならないためにも、夜行バスに乗れる時間には終わってください(現実と切実)。笑顔で帰りたい。

ほら、学生さんもね、夜遅くなるとね、次行きにくくなるしね(建前だけどきっと間違ってない)。

 

武道館が終わっても、2023年が終わっても、

グループは今のところ解散ではないということなので。

 

2024年になったとき、7人がいい。続いていく新しい夢を見たい。

いま思うのは、ここ。

有限なのはわかってるけど、ファンの希望です。

 

根っこにあるのは、どんな形でも、みんなが幸せでいられますように。

 

 

 

 

 

冷たくて物分かりがよさそうに見えますが、

発表直後の私は「やだ!!!!」でしたし、

いまも「わかったけどやだ!!!」です。さみしい。

月曜の推しの放送もなんとなく怖いからいまブログ書いたし、

オンライン特典会で推したちと何話していいのかもわかりません。

ただのこども。

 

 

 

 

 

 

140文字じゃ足りない「10周年おめでとう」

こんにちは。kyoraです。

今回は、自分の応援しているダンスボーカルグループ

MeseMoa. (めせもあ。)10周年にあたり、この記事を書いています。

www.mesemoa.com

ja.wikipedia.org

 

最新曲『カラメテ』はこちら 2022年5月26日発売予定


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(このサムネで紹介難しいな。ここだけ、ここ過ぎたらハートロック城なので)

 

 

 

まずは、

むすめん。MeseMoa.10周年

おめでとうございます!

 

そして、当ブログのタイトルは、

「イルミィはたまねぎの夢を見るか?」です。

イルミィは、ペンライトを持って応援する、MeseMoa.のファンの総称。

たまねぎとは、日本武道館の形を意味します。

MeseMoa.始動にあたり、ブログタイトルを変更しました。

 

見た夢は、来年叶いそうです。

9人の夢に、わたしたちも寄り添わせてくれて、ありがとう。

2023年3月14日。

日本武道館公演が決定しました。

おめでとう!


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あとは休みをもぎ取るだけです。(最大の壁)

祝日にならないかな。(ならない)

 

 

 

 

以下、思い出を振り返ります。

めちゃくちゃ長いです。

10年分だし、古参の懐古という点を踏まえて、

それでも読もうと思われた方はどうぞ。

 

2012年5月10日に投稿された1つの動画。こちらが初投稿動画になります。

今見たら、こんなタグが付いていました。

(活動名はこのとき morning musumen。カバーダンスのグループでした)

 

そしてこちらが、原因といわれる、公式生放送「ニコラジ」の切り抜き動画です。

リーダーの白服さんが、金曜日のパーソナリティを務めていました。

 

彼らは、好きこそものの上手なれ の代表例にしていいと思うのですが、

当初はカバーダンスがメインの企画グループだと思って見ていました。

 

そこからオリジナル楽曲という流れになり、この商業化が1つの潮目だったと思います。

その後、メンバーの入れ替わりがあり、休止があり、

『出れんの!?サマソニ』エントリーでイープラスさんとの縁があり。

だんだんと、踊ってみたカテゴリの外に出るようになっていったように思います。

ライブ活動を中心に、特典会(撮影会・サイン会など)も行われるようになりました。

年々と、外部のでのお仕事も増えていき、彼らはこの活動を職業にすることを決断し、

活動のための会社が設立され、現在まで活動を継続しています。

 

「アイドル気取り」が、「自称アイドル」になり。

活動復帰と、卒業を経て、「いつまで自称でいるのか」と言われる規模になりました。

 

 

初めて行ったライブは初単独の大阪アムホール。2013年3月24日。

このときは、現在の9人ではなく、動画投稿の11人を中心にし、

かつ所縁のある踊り手さんたちが出演する踊ってみたライブでした。


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このとき、「気まぐれプリンス」さんが、

「このライブを伝説のライブにしたい」と言ったのが、今思えば言霊のようです。

それから、このとき、『SEXY BOY~そよかぜに寄り添って~』をやるから、

覚えてきたら楽しいよって言われて、素直に予習していったの、

本当に大正解だったと思う。

 

その1か月後、2013年4月29日。(自分は不参加。前日の超パに参加)

前日に卒業したメンバーと入れ替わるように、二期の「とみたけ」さんが加入。

その年のツアーは、アットホームなツアー。

サプライズでお祝い、みんなで色々やりましたね。


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こちらに限らず、歴々の企画のみなさん、ありがとうございました。
私はこのとき単なる参加者でしたが、

最後のサイリウム企画が、2016年のディファ有明公演でしたかね。

それ以降はもう、大きくなって難しくなりました。

大きくなることは嬉しいことです。

 

ちなみに、私の初現場は男子校2年5組で、

かつ初単独には、とみたけさん出演していたので、

彼は確かに少し後に加入してはいるんですが、

自分の視点からすると、ほとんど違和感がないんですよね。

やっぱりどう見ても若かったし、

むしろ、野崎弁当さんがあの往復生活ができたのは、

それなりに年齢を重ねて、社会人ができていたからというのがあったと思う。

後にも先にも、無事に帰ったか心配する推しはひとりにしたいですが。

 

こういうメモリアルの時、誰かのパートをやったからって、

それは代わりではないし、10年彼は確かにいたんだから、

チーム「むすめん。/MeseMoa.」で間違いないと思っています。

この日も堂々と誇ってほしい。

 

そしてファイナル、2014年1月4日。

「にーちゃん」無期限活動休止。

この日、「僕を中野サンプラザに連れて行ってください」の約束が

ステージ上で行われました。

この日は、3rd『たじたじ*ファンタジー~君のアイドルになりたくて~』

お披露目日でもあり。

にーちゃんの衣装もありましたが、この日以来、幻になっていましたね。


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この日はしんどかった。本当にしんどかった。

 

その後、にーちゃん復活は、2015年8月16日。

約束の・・中野サンプラザ公演の日となりました。

前日に、キャリーを引いて歩くにーちゃん(4:52)、


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CCのMVの後ろ姿(3:25)。


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10人が揃うんだ、と、胸がいっぱいになりました。

夜中まで友達と通話して、いろいろ話して、楽しかったな。

 

 

前後しますが、2014年は吹雪の冬祭り中止を乗り越え、肉フェス最多出演期。

 

 

聖誕祭が始まったのも、この年だったかな。(これは秋祭り)


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もう後にも先にも、代替イベントボウリング大会は開催されないと思う。

お台場で放り出されても吹雪による交通麻痺で帰れなかったため、

成人のみ自己責任で参加という、環境的には厳しかったけれど、

メンバーにつき数名ファンがランダムで配置されて、女子会のようなレーンあり、

サイリウム焚いてるレーンあり、各所個性があって面白かった。

 

お台場カルカルさん、もう取り壊されちゃったんですよね。

思い出いっぱい。

むすめん。がイベントやると、会場のバルコニーがお花で埋まるって言われてました。

お花も、いっぱい出したねえ。

普通、とりまとめて出すものではないらしいんだけど、

結構凝った大型スタンドを共同で出してましたね。

2019年TDCHが最後になったね。お花の回廊みたいで凄かった。

 

そして、美味しいお肉とお酒と、好きなアイドルと、気の合う友人と、

野外ステージは夕暮れまで最高なので、またいつでも出てほしい。待ってる。


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(どこかにぱっちくんがいるらしい)

 

名古屋のガールズイベに出たのはびっくりした。

お客さんもびっくりしてた(どう見ても男性から女性カバーが飛び出した)。


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めちゃ盛り上がってた会場が忘れられない。

余談だけど、出演者のお姉さんに顔ひっぱたかれたの痛かったな。

 

 

翌年2015年はまず関門だったzepp DC公演。

チケット手売りして、でもなかなか新しい人に捌けなくて、大変そうだった。

手売りのチケットは、裏に直筆サインがあったんだけど、

ランダムだったから、推しから買っても推しのサインじゃなくて、

ちょっと駄々こねたこともあった。(わがままなオタクの心)

でも、あのとき見た光景があって、中野が決まって。

この人たちには大きい舞台が似合うなって、思ったと思う。

ツアーは、地元公演が叶って嬉しかったな。

推しのソロ回も当ててもらえて、推しチェキも当たって、こんな贅沢多分もうない。

 

それから2016年の47ツアー。

大好きなセトリのツアー。思い出いっぱい。

青キラ衣装でやる演目、大好きだったな。

新潟で、衣装のひよこが脱走したとかで、衣装変わったりしたね。

今年は後輩パンダドラゴンが47ですね。

きっととってもいい時間になると思います。

 

2017年は、「ぜあらる。」さんの卒業。ケガ等で、卒業が決まったのは前年でしたが、

1月22日、中野サンプラザでの卒業となりました。

『Is There -RAL Color-』での、みんなが橙を振ろうとしたときの、

「各々好きなメンバーの色を振ってください」とぜっちゃんが言ったとき。

最後までこういう人なんだなあと思いました。(説明難しい)

その後、オレンジは改名後の「MeseMoa./めせもあ。」のグループカラーへ。

 

そしてここから、現在の9人体制へと移ります。

この辺りは、個人的にどこか違和感を感じていた時期でもありました。

むすめん。のファンではあったけど、MeseMoa.のファンなのか、

自分ではわからないなと思っていました。

また、『Shadow kiss』は代表作ですが、その衝撃に動揺もありました。


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この時期は、お芝居の仕事が増えたころで、私は観劇好きなので、

どちらかというと外部のお仕事を優先して見に行っていました。


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また、一人一冊ずつ写真集が出たのはとても嬉しくて、たくさん買ってみたり、

オリコンチャートの見方を調べたり、充実していました。

 

ただ、どうしてもお稽古期間は露出が少なくなったり、

後身のオーディションが始まったりして、


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その変化にファンの入れ替わりもある時期でもありました。

 

その分、新しい出会いもあって、楽しいことももちろんたくさんありました。

長くいるということは、そういう機会も増えます。

慣れるけど、見送ることがさみしくないわけではありません。

自分が変わらないことに焦る気持ちもありました。

 

ちなみに、同年のOADがとてもとても好きなイベントだったので、

今後復活してくれたらいいなと思いますが、どうかなあ。

 

さて、発声ありでは最大キャパの2019年のパシフィコ横浜公演。


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大きかったね。綺麗だった。

『パシフィック展望台』は名曲だと思う。大好き。

 

この10年、特典会も、いっぱい行きました。

色々工夫して行って、いろんなこと話しました。

いつも推しとは上手に話せないけど、それを相談したり、

ときにからかわれたり、最年少の成長にしみじみしたり。

現場の友だちの話をしたりね。彼ら、だれと仲がいいとか本当によく知ってる。

 

小道具ありの頃、レモン持ってもらって、テレビジョンごっこしたな。

鬼ヶ島のとき、ずうっと立ちっぱなしで撮影した推しがいたな。

あれは最初立って撮っちゃって、不公平だからって一日立ったんだよね。

撮影会のあと、肉フェス移動したスケジュールもあったね。

誕生日だからってたくさん撮影券買ったりとか。

サイン会で、「野崎さんは俺のだから」って言われたりもしたし。

そういえば最近また仲良しですね。

 

ライブに話を戻すと、2020年の「パリパリじゃないズ!!!」にぎりぎり行けて、


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そのあと予定されていたイベントは、感染拡大防止の影響を受け、

いずれも延期または中止。

「HYPER TIME TRAVEL 6」、「桃組の音色」は、

いつか実施される日を待ちたいです。

 

 

それから、この曲については、もう言うまでもないかもしれません。


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オリンピックイヤーだったし、

海外向けに日本文化意識もあったのではないのかな。

緑推しが待ち望んだセンター。

歌が苦手で、すぐ謙遜して自分なんてと言ってた子が、堂々と真ん中を張る時。

フリーライブも、人を集めてしまうが故に、出来ないなんて。

この時期は切ないことが多すぎた。

 

 

その後、自分が現場に復帰できたのは、「殺生石セッション」お披露目。


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グループ史上最大キャパの幕張メッセに行けなかったのは、本当に悲しかった。

いつも、「万難を排して行く」なんて言ってたのに。

私一人いなくたって影響はないんだけど、なんだかさみしかった。

Polaris』も、『陽之鳥』も、少しだけ苦しかった。

だけど、やりたい気持ちも、伝わってきていたから。

実施されたということが、確かに嬉しかった。


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さて、時は2022年。

10周年ツアーも一応行けたし、先日、聖誕祭も行けました。


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聖誕祭については、別途記事を上げる予定です。

この記事は絶対にエネルギーが要るので、

そちらを先にあげようかと思っていたのですが、間に合いませんでした。

大きい花火がいっぱいあるって幸せですね。

 

 

最後に。

武道館に行ってくれたなら、成功したといっていいよねって、思いました。

私の好きなアーティストは、武道館でやるんだぞーって、

言えるって、いいですよね。

 

口に出したときに、知らないって言われても、今はもうそれでもいい。

ちゃんと実績が先に残っていくことが、

彼らの人生が、世間に認められていくようで。

変だけど、ほっとしました。

 

10年もかかった、って言うけど、

10年前、見えてもいなかった。

手を伸ばして掴むまで、がんばってくれてありがとう。

 

いつも楽しませてくれてありがとう。

たくさんの縁を繋げてくれてありがとう。

 

私は今日もMeseMoa.を応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのシートに座るということ。

久しぶりに筆をとりました。

kyoraといいます。こんにちは。

 

この度、応援しているアイドルが、活動10周年を迎えます。

その記念ツアーに行ってきました。

 

私が参加したのは、4/16の豊田公演です。

MeseMoa.10周年記念ツアー春

「アイドル気取りで何が悪い!~MeseMoa.ハウスへようこそ~」の初日公演でした。

(※本来の初日は福島公演が予定されていましたが、先の地震の影響による会場使用不可のため、変更となりました。)

 

今回のツアーについては、どこも地元より遠かったので、

FC先行や一般発売時点では諦めていました。

5月に現場が決まっていましたが、それは推しの誕生日イベントで、

そちらを優先して楽しむことにしよう、そう思っていました。

 

当日、用事を済ませたのが10時。当日券の通知が来ていました。

豊田までは片道4時間半。

「1部は見れなくても、推しのソロのある2部なら見れるかもしれない。」

私の頭で色々算盤を弾きました。

結局当日券で観ることを選びました。

 

着いたらもう1部は始まっていて、観るか迷いました。

当日券を買っているときに、すでに1曲目はかかっていました。

妙にドキドキして、ああ、これだって思いました。

2曲目を聞きつつ席に着きました。2階席の端っこ。

戻ってきた気がしました。

 

去年、『殺生石セッション』のリリース記念ライブには行ったのに。

そのときもとっても嬉しかった。間違いなく、嬉しかったんです。

もうひとりの大切な推しの初ソロでしたし、みんなに会いたかった。

特典会も一度行きましたし、それも楽しみました。

 

この2年と少し、多くの人がそうであったように、諦めてきました。

でも、最初に見たあの日と同じように、もしくはこの何年もの間と同じように、

ずっと、自分の耳で聞いて、自分の目で観て、自分の手を動かして、

笑って、同じ空間で応援したかった。

 

自覚はあったのですが、相当行きたかったみたいです。

 

そして、今ツアーのセットリストについて。

私の好きになった彼らがいる、そう思いました。

もちろん、最初に観たときよりずっと、うまくなって、ステージも豪華になって、

難しくなって、曲も増えて、たくさん変わっているんですよ。

 

いけませんね、歳を重ねるとすぐ感傷的になって。

 

とにかくめちゃめちゃ楽しい一日でした。

新曲『カラメテ』は、まだちゃんと歌詞を見て聞けていないので、

何とも言えませんが、聞こえてきた感じから、

内容が『メランコリーキッチン(※)』ぽい?と思いました。

個人的には『Majesta』が好きです。

 

ユニット曲もいいですね。あそこだけでも何回も見たい。

カバー曲も、嬉しかったです。衣装も今回どれもいいです。

ソロ演目も、ここだからの選曲、あのころとは違うアプローチの選曲。

とても楽しめました。

 

顔なじみの友人たちともたくさんお会いしました。嬉しかったです。

その節はありがとうございました。お騒がせしました。

 

そうそう、いつもライブの度に知らない方が増えていると感じるのですが、

それってとても幸せだなって思っています。

 

私の知らない子がたくさんいるということは、

新しく好きになった子がたくさんいるということです。

右も左も見たことある顔よりずっといいです。

実際は、私が人の顔を覚えていないだけ、

現場にいなかったからそう思うだけの部分も絶対あるとは思うのですが、

入れ替えが当然あるなかで、この周囲を見る瞬間が私は結構好きです。

 

そして、もし、このブログを読んでいる方で、

本当は行きたいけど、行けるけど、なんとなく行きづらいという方がいたとしたら。

いつでも、もっと後になってもいい、ぜひ一度、生で見てみてください。

コールがわからなくても。古い曲を知らなくても。キンブレがなくても。

ひとりでも。ライブ自体が初めてでも。若くなくても。

その1席で感じたものは、あなただけのもので、ほかの人と比べなくて大丈夫です。

楽しむためにきてくださったらいいなと思います。

 

ツアーもまだ折り返しです。

東京立川、広島、ライブハウスツアーがそのあとに続きます。

随時生誕祭もあります。

 

ちなみに、野崎弁当生誕祭は、広義の意味での茶推しをお待ちしております。

その日、野崎さんを見たいと思ったら、そのときだけはみんな茶推しです。

本人が言ったことですので、普段誰を推していても全く気になさらず大丈夫です。

お祝いの気持ちを持って、ちょっと変わったアトラクションみたいなドキドキ(※※)を体感しに、

ぜひ5/7横浜へ!

 

(※…...米津玄師さんの「メランコリーキッチン」)

(※※……私の友人談、「あれはアトラクション」。毎度茶推しでも何をするのか

 皆目見当つかないので、いつきていただいても一緒にドキドキして驚けます。

 本人談、「何をしてもいいと思っている日」だそうです。)

 

 

以上、長文失礼いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

割り切れない答え。

あけましておめでとうございます。

kyoraです。

 

新年早々トンデモな大雪に見舞われていて、

毎日出掛けて帰るまでが結構命がけです。

道の雪山にバンパーの破片が刺さってるのも

見慣れました。

 

それはさておいて、

2020年の振り返りもしていなかったし、

去年から今日にかけて

考えていることをざっと書こうと思って

筆をとりました。

 

3月以降、みんなそうだと思うんですけど、

まあ本当に毎日つまらなくてつまらなくて。

 

配信はね、それはそれで楽しくて、

楽しませてもらっています。あってよかった。

 

そして、続けば続くほど、これはオンラインのコンテンツで、

生のイベントとは別物で、代替にはなり得ない。

 

指折り数えてその日を待って、非日常に身を投げる。心から焦がれる。

そういう日が好きなんだ、と再確認する日々になりました。

 

とは言っても、仕事は異様に忙しくて、減収にはならなかったし、

地方に住んでいて、首都圏みたいな状態でも無いから、

少しなら近しい人と遊びに出たりとかも出来て、

間違いなく生活水準的には恵まれていた方だという自覚はあります。

ライブは、パリじゃのツーマンに行けてて、だから、

ギリギリまで現場にも行けていたことになります。

推しの片方にはもう一年会ってないことになるけど、

特典会には参加していて、画面越しに話は出来ています。

 

どうなることかと思ったけど、

現時点で推しは辞めることなく、活動を続けられているし。

現場も再開できてきたし。

 

ただ、私はいつ行けるのかは、わからない。

 

ここは田舎で、罹患すれば、

きっとその日のうちに知れ渡るし、

職場は人手不足なのに迷惑をかけるし、

家には高齢者がいるし、体も丈夫じゃ無いし。

 

行けない という事実だけが

いちにち、いちにち積みあがって。

それをどこか無感情に見上げて、

わざと感度を落として鈍く生きてます。

 

普通に友達と遊びに行きたいとか、

会いたい人に会いたいとか、

行きたいところにいきたいとか、

当たり前のことがしたいだけなのに。

テレビでインタビューを受けてる、

街のあの人はできるのに。

つながってるあの子だって行けるのに。

つらいなって、心の深いところで思ってしまったら、

きっとそれしか思えなくなってしまう。

わたしは、わたしのことを、そんなに強くないと思ってるから、

どこかわざと冷めて、傷つかないように、

してる。

それを、いけないことだと思っていない。

 

それから、いま、応援してるアイドルさんやタレントさんがお休みしたり、

卒業が決まったりして、

もっと見ておけばよかった とか、

もっと声をかけておけばよかった とか、

気づかなかった とか、

どうしたらよかったんだろう とか、

いろんなことを思ったりもする。

 

でも、少し考えてみた。

悟らせないのは、きっとプライドだ。

少しの後悔は残るのが自然だけど、

言われるまで、そうなるまで、

気づかせなかったのは、本人の気概だと思う。

だから、いっそ天晴れと思うことにした。

 

決意するまで、悩む姿を見せない美しさ。

もしくは、意地。

そういうものだと思うことにした。

 

 

 

だけど、さみしいは、さみしい。

それを悲しむ友人をみるのも、つらい。

 

それも、素直に思う。

 

 

 

ああ、はやく明けないかな。

本当の意味で、新しい年が。

そんなことばかり思います。1月。

 

#めせもあの日

2015年8月16日。

むすめん。の日。

めせもあ。の日。

 

推してるアイドルが、初めて中野サンプラザに立った日、です。

毎年行われている、記念フリーライブが、今年も配信されました。

アーカイブあります!ぜひ!)


【8/16】MeseMoa.の日 フリーライブ 生配信

 

MeseMoa.(めせもあ。)、旧名 むすめん。

モーニング娘。に憧れ、コピーダンスを踊るために集まった、男性グループ。

いつのまにか、グループ自体に人気が出て、オリジナル曲を発表し、

踊ってみたの踊り手が、アイドル気取りと言われた、その揶揄を、

アイドル気取りで何が悪い!と、ファーストシングルのタイトルにした。

そういうグループです。

 

その中で、セカンドシングルの発表された、その次の年明け。

メンバーの一人、「にーちゃん」が、すべての活動の休止を発表しました。

中学教師だった彼は、活動と私生活の両立が出来なくなり、

「ぼくを、中野サンプラザに連れて行ってください」という言葉とともに、

彼はステージを降りました。

その言葉を、約束にして。

 

そのステージで、歌われた、印象的なナンバーが

2ndの「サマー☆ビーナス~真夏のアイドル~」でした。

にーちゃんが休止後、彼のパートは、「ぜあらる。」さんが受け継ぎ、

ソロパートを歌う度に、お辞儀をして始めていた、というエピソードも残っています。

その「ぜあらる。」さんは、その後卒業。

現在は、彼らの所属する「株式会社DD」の社長になっています。

DDとは、「だれでも大好き」で知られるアイドル界隈の用語ですが、

このDDは、「だれでもドリーム」。

「次は君の番だよ」という意味を含み、すでに40人を超える大所帯になりました。

想像もしていなかった未来だけれど、白服さんが、いつだかこういう風に

ピラミッド型の組織にしたいと語っていたので、これもひとつ叶える夢なんでしょうか。

 

彼らが、中野サンプラザに立つ、その日までの記録を、youtube チャンネルで

「中野への道」として、シリーズ動画が配信されています。

その最後、47回。4:50。


むすめん。中野サンプラザへの道 第四十七回

 

キャリーを引いて、中野サンプラザに向かう、その背中。

翌日の、中野サンプラザ公演まで、私たちは、その出演を知りませんでした。

だから、幕が開くまで。

その姿を見るまで。

10人のむすめん。が帰ってきたことを、確信をもっていられませんでした。

この動画をもってしても。

(中野公演直前のシングル 登場3:25)


【むすめん。】Chameleon Color【6th single】

そして、このステージに帰ってきたとして。

中野の次のステージに、何人が立ってくれているのかどうかということすら。

それどころか、次のステージがあるのかどうかさえ。

少なくとも私は、疑っていましたし、彼らも、この日まで一切、

今後の詳細については発表していませんでした。

 

彼らは、この時点で2000人以上を集める人気グループでしたが、

現在のような職業として活動をしているわけではなかったから。

その形である限り、帰ってきたとして、それは一日限り許されたお祭りなのではないか。

そして、それは、遠方に住んでいたメンバーや、本業が忙しいメンバーにとっても同じこと。この日をもって解散、卒業、メンバー再編成、そんな可能性を考えては、

否定もできず、最後通告を待ちながらその日までを過ごしていたのです。

最新シングルの、直近のシングルのカップリング曲が「ばいばい」だったことも、不安要素の一つでした。

 

その不安には、もうひとつ。

はたして、この活動を続けたら、彼らは幸せなのか、という、

兼業アイドルを応援するなら、1度は考える、この思考。

安定した社会人を続けたほうが、普通の幸せをつかめるのだから、

普通なら、そう思うんだから。

活動を続けてほしいと望むことは、果たして正しいのか。

たまに集まって動画を撮ってくれるなら、それで、いいんじゃないか、と。

時間から時間のお仕事をして、定期的なお休みを過ごして、

家族と過ごしたり、友人と遊んだり、恋人を作り、家庭をもって、

それを求めるのが当たり前のことだよと、思っている部分もありました。

 

全くの真逆の気持ちを抱えて、夢のような8月16日。

 

幕が開いた、その1曲目。

それが、今日の最後の曲。

「You're the Love」。

「ここが 中野サンプラザ」楽曲作成時から、作詞作曲のhalyosyさんが、

いつか、中野のステージに立ったら、歌ってほしいと、秘められていた歌詞。

10人で、初披露の、本当の歌詞でした。

 

そしてこの曲は、歌詞カードでは、

「Uh Yeah 声を聞かせて!」の次は、「Uh Yeah (〇✕△□大好き)」と、

好きなものをバラバラに歌い、

「Uh Yeah 夢を聞かせて!」の次は、「Uh Yeah (〇✕△□たい!)」と、

したいことをバラバラに歌う、そういう歌詞なのですが、

今日は「みんなが大好き」「みんなに会いたい」とはっきり揃えてくれていました。

近年は揃えることが多かったけれど、

現在の環境におけるこの歌詞は、意味を持つものだと思います。

 

そして、その前の

「サマー☆ビーナス~真夏のアイドル~」は、前述したとおりの、

にーちゃん戦線離脱のイメージの強い曲ですが、

今回のアレンジは、album verでした。

このバージョンの元の音源に、にーちゃんの声は収録されていません。

そして、元々のセカンドシングルは、この頃、唯一、10人の声が揃った楽曲でした。

サードシングルには、もう、にーちゃんは参加できていませんでした。

 

その収録アルバムのタイトルは、「2222」。

中野サンプラザの、収容人数。

まだ、立たぬ夢の舞台を、描いたアルバムです。

このアルバムを引っ提げて、回ったツアーのファイナルが、最初の中野公演。

「むすめん。全国ツアー2015夏 ファイナルSP 〜Dream of 2222」でした。

 

わたしは、むすめん。の中野への道は、

にーちゃんを取り戻すストーリー。

第1章だと思っています。

翌日~9人になるまでが第2章ですかね。

「むすめん。アイドルになる」みたいな?

そこから改名して第3章かな。

いまは何章なんだろう

 

で、結局何が言いたいのかというと、上記のことが頭を駆け巡って、

本当に、#めせもあの日 のセトリだったなあ、ということで。

いやあ感慨深いなあ。

 

ところで、ライブハウスの照明ってもう少し

配信用に明るくなったりしないかな。

 

 

 

今会いに行きますと言えたらどんなにいいか 

推しが泣いた。

「こうするしかなくて」と、悔し涙を零した。


「新しいお客様に『来てほしい』と、この時点で声掛けすることができない」という結論になったのだと、
苦しい顔で語った。

私はMeseMoa.というメンズアイドルを応援している。
彼らは今年、既存のファンの数を超える座席数を構えて、大きなツアーをする予定だった。
ツアー名は『GALAXY 5』。

t.co


全国15か所、21公演、大阪を皮切りに、パシフィコ横浜でファイナルを迎える。はずだった。
新曲の『烏合之衆』と『Greatest Delight』を引っ提げて、2020年春夏ツアーだ。


【MeseMoa.】烏合之衆 [Disorderly Crowd]【7th single】


その一部を、この度中止にした。

 

収入源であるライブも、撮影会もできず、大きな額を得る活動を現在失っているからである。


新型コロナウイルスによって、日本国内には様々な影響が出ている。
まずは防疫の問題。これがコア。
それによって、手洗いうがいの推奨や、人混みにいかない、受診の際は手順をふむ、などの注意喚起が出ている。

そのうちの一つ、大規模イベントの自粛というのがある。

彼らのようなライブアイドルは、ライブと撮影会などが主な収入源で、それにCDやDVD、グッズなどの販売がある。
これらのイベントには、ファンが集まらなければいけないが、これをいま自粛しているので、
彼らは物品や配信の課金などによって収入を得なければならなくなった。
アイドルのテレワーク、在宅勤務と思ってほしい。

それ自体は仕方がない。
彼らは、自身やファンを今すぐ危険にさらそうとはしていないので、
この自粛期間中に開催はしないとし、所属会社の株式会社DDは所属する学生タレントの活動もストップさせている。
ちなみに、15日までは毎日所属アイドルが配信していて、そこにチケット代のようなお気持ちを投げることができる。


MeseMoa.7thシングル「烏合之衆」お披露目YouTube Live


もちろん無料で視聴もできるので、気になったらぜひご覧になっていただきたい。
基本的に生歌で踊りもきちんとレッスンを積んでいるパフォーマンスなので、ライブ映像がおすすめです。
トークの日もあります。

さて、問題は、この先の話である。
1000人を超える会場(ファイナルはパシフィコ横浜なので4000人)の春夏ツアーが組まれている。
チケットは一部販売が開始されている。

撮影会の延期、中止は本当に痛手で、
私たちが知っている情報だけで計算すると、新曲を出すたびに7日×11時~20時まで×1枚3000円×9人(休憩時間や転換があるので、賞味7時間くらいと思ってほしい)。
基本的にはすべて売り切れるグループだ。8000万円。毎回売り切れるので、当然、それを予算として活動費を組んでいる。
経費はわからないが、その分は差し引かれるとして。
それをいま失っている。いままでは、足りなければ追加もできた。それも、いつできるかわからない。

皮肉なことに、規模がそれなりに大きいだけに、跳ね返ってくる額も相当で、
仮に全部を中止すると試算した場合、億単位で損をするのだと教えてくれた。

あるバンドの、彼らの悲痛な表明が話題になったが、そこかしこで起こっているということです。

赤字覚悟の小さな箱を前提としていたら、彼らもどんなに気持ちが楽だっただろう。
いつ収束するかわからないのに、集まってほしいと、言えない、と。
でも、全部を中止にもできなかった、と。

私の推しは脱サラをしたアイドルだ。5年、兼業で北海道から通いで活動し、30歳で上京して、この春34歳になる。
当然、グループの中で、もしくは会社の中では年長者で、穏やかだけど、パフォーマンスは全力で、ときどき吹っ切れて人を笑顔にすることが好きで、いつも宝塚のような笑顔の人だ。

少なくとも、8年、私は彼が弱り果てた様子をみたことがなかった。
それまでに見せた涙も、感涙の涙だった、と思う。

社会人と兼業し、毎週週末に出てきて、深夜に空港から自家用車で帰宅し、
平日朝から仕事というスケジュールで活動しているときですら、彼は笑っていた。
隈が凄かったけど。

 

そういう人が、泣いた。
悔しいと、泣いた。

 

彼らは、私たち=ファンの顔も名前も知っている。

少なくとも、ライブや特典会に通っていたりするならば。

SNSで頻繁にリプライをつける子は、顔ではなくてアイコンかもしれない。

 

私たちの悲しそうな様子を、『どこの誰が』悲しんでいるのか、を、想像できてしまう。

それは、ライブアイドルだから。

数万のドームツアーをして、TVに出ている人たちとは、ここが少し違う。

みんな、が、具体的にわかってしまう。

情も深くなろうというものだ。

 

 

これを書いているいまも、胸が痛くて、どうしていいのかわからない。

できることはする。
動画の再生も、CDの購入も、SNSの宣伝もしてる。
買えるものは買う。投げ銭もしてる。
でも私は普通のOLで、当然のことながら、自分の収入と相談しながらしか応援できない。

 

『リスクがある商売だから仕方ない。エンタメとはそういうものだ。』
確かにそうだ。
そうだが、私たちはこの先も観たいし、彼らはこの先も続けたい。
好きなものを諦めたくない。


ライブ行きたいですよ。輝く彼らのパフォーマンスが見たい。
撮影会も行きたい。行って、感想を伝えて、ちょっとしたことではしゃいで笑い合いたい。
仲間と食事に行ったり、お泊りしておしゃべりしながら夜明かししたい。

でも、それが今じゃないって、認識してます。
私たちはもがきながら待っている。

手を洗って、マスクをして、消毒して、

仕事行って、ご飯食べて、配信観て、SNSして、寝て、待っている。

 

オタクは怖いことが多い。
自分や、自分の家族、社会性、のほかに、
「チケットがご用意できませんでした」の一文が怖いし、推しの不利益が怖いし、推しの罹患も怖い。


これは不運だ、と思う。
社運をかけた投資の矢先に、災害に見舞われた、と私は思っている。

自分たちの実力不足だとも、彼らは言う。
背伸びしたキャパシティは、ファンから見ても不安だった。
だから、それもきっとそうなんだと思う。

ファンがどうこう言ったところで、箱は変わらないし、
そして、キャンセル料も変わらない。多分。


で、この株式会社DDは、たしかに芸能の会社ではあるが、中小企業のひとつだ。

全国一斉休校で、教育分野にはきっと支援が入るだろう。

給食に関わる業者さんは、今大変なのだと流れてくる。

牛乳の業者さんと、芸能事務所と、同じではないか。

どちらも助けてくれたってよかろうよ、と思う。

 

それから、ドラッグストアのお姉さんも、もう謝り疲れたと言ってるじゃないか。


全国、そんなに謝らないで同盟を組みたいくらい、みんな疲れている。


市井の人は少し休んだほうがいいんじゃないか。
免疫も落ちるし。

 

あと、最後に言っておきたいことがある。


泣いてもうちの推しの顔は綺麗。

 

t.co

ご興味があればこちらを。

不名誉な宣伝をしてごめんね、私の推し。