Hysteric DIVA と わたし。

とみたけさん。
とみたん。
みんなのおっきい弟。
MeseMoa.のDIVA。
183センチの長身に派手髪。
長い手足で大きな動きが映えるダンス。
にやり、と笑う笑顔にかわいさといたずらさが滲む。
グループと家族が大好き。
後輩が出来て嬉しいお兄さん。
感受性が強く、楽曲の表現力はピカイチ。
それ故ついたキャッチコピーはヒステリックシンガー。

(『New Sunshine』 池袋広告より)
7月生まれ、年齢は非公開(お酒が飲める年齢)。北海道出身。

わたしの、もうひとりの推しです。


グループ加入は2013年4月。
大阪初単独から1か月遅れで加入した唯一の2期メンバー。

元々あった踊り手(動画投稿サイト『ニコニコ動画』の『踊ってみた』カテゴリに投稿している人たちの総称)の
6人グループ「男子校2年5組」から、4名が加入した「むすめん。(MeseMoa.改名前のグループ名)」。

加入していなかった「とみたけ」「巫覡夜徒」(通称「やとみたけ」)の2名は、
グループには所属しないながらも、ステージにゲスト出演したり、裏方を手伝うなど仲の良さが見られました。
(※このころ、踊ってみた系の自主制作のライブは珍しく、親交のある踊り手さんたちが表も裏も結集して作られていました。
  その中で今でもスタッフとして支えてくれているのが現マネージャの方々です。)

2人は特に近い存在で、中でもとみたんは、「おれもむすめん。にはいりたい!」と熱望し、
その年のニコニコ超パーティのステージを客席で見たその翌日、東京単独ライブにて加入が決定。
そして年末のにーちゃん休止、中野サンプラザ公演への思いを強くした冬は、
関東50年に1度の大雪と言われた年でした。
雪に阻まれ、北海道から到着することができなかったイベントもありました。
リアルタイムでツイートしてくれて、
どうにか行けないかと模索してくれましたが、悔しさが溢れた日でもありました。

加入当初から歌は上手かったのですが、踊りはいわゆる「ゆるふわ」で、
揃ったものを求められる振りコピユニットには向かないのではないかという声があったことを、
当時、私たちも、そして本人も、知っていました。動画のコメントにありましたから。

「薄桃」は実は2代目です。
前メンバーは当時実力人気を兼ね備えた方で、その枠に入る、ということで、
他人というのは勝手なもので、当時のファンからの反発がなかったわけではありませんでした。
だから7年の時を経た現在、後輩のパンダドラゴンや研修生の子たちをいっそう面倒みてあげたくなるのかもしれません。

私は初期のツアーで、ステージに上がらせてもらったことがあります。
『whole new world 』のジャスミン役を客席から選んだのですが、
じゃんけんで選んだ子がやっぱり歌えない、ということで、すぐ歌える人、というので挙手したら当たった、という顛末です。
彼自身が初のソロステージだったのに、落ち着かせるように笑ってくれました。
袖でも、自分だって緊張するのに、人のことばかりで。
当時はライブ後の退場でお見送りがあったのですが、その時掴んだ手は震えていたように思います。
不安だったよね。そうだよね。

たしかに敬語ができないというところはありましたが、決して目立ちたがりの勝手な子ではありませんでした。
あの頃、彼の言う、「ありがとねえ」が大好きでした。今も好きだけど!

当時は差し入れも常識の範囲内で自由だったので、
もらった差し入れのお菓子ををベッドに広げて、端から食べるのが好きなんだと、いつだか教えてくれました。
いまは聖誕祭などの特別なイベントだけになったけれど、いまも楽しくプレゼントを開けてくれているといいなあって思います。

結成数年は体がオーバーワークを起こしていたのかもしれません。
発熱もしがちで、扁桃炎になって急遽公演に出られないことがありました。
私はいまでも、いつもは明るく振る舞う彼が、
「おれ、だいじなときにいないんだ」とスノーミーイベントで言った声を忘れることができません。

それからほどなくして、活動の幅が広がるとともに早々に北海道から上京。
東京寮組(白服、気まぐれプリンス、とみたけ、ぜあらる。(※現DD社長))は、あおいと共に初期の活動の中心となりました。
経験者ではない彼には相当大変だったと思いますが、ここでぐっと踊れるようになった時期だったように思います。
コミュニケーションの仕方も、だんだんと破天荒さがとれていきました。

どういうことかと言うと、当時は学業や仕事の傍らの活動だったため、同じ曲でも
9人の振り付け・フォーメーションのほかに、出られないメンバーを除く8人、7人、5人バージョンなどが存在しました。
いまでは考えられませんが、ツアーが発表されたとき、どの日に誰が出演するかという表がありました。
イベントが発表されても、推しが出るかどうかわからないことが当たり前の時代でした。
だから、10人(ぜあらる。さん卒業前)や、9人が揃っている、ということは、あの頃のファンにとっては当然ではありません。
ひとりひとりが続けてくれたことも、活動に本格的に取り組んでくれたことも、奇跡のひとつだと思っています。
そうそう、
47都道府県ツアーのとき、とみたんは、トラライ。が目標なんだと教えてくれました。
そこにまず定めているんだって。ペラペラ言わないでって言われるかな 笑。
力をつけたい、並びたい、それが彼の成長の原動力なんだなって、知りました。
『Shadow kiss』お披露目の肉フェスで、私、彼が泣いているように見えたんです。
でも、その時点でそういう苦しい愛情の表現ができる人になったってことだったんですよね。
ああ、すごいなって、思いました。

彼は多分、すごく人間関係に重きを置く子だと思います。
最初のパートナーのこと、いまでもずっと大切にしてることを、OADのときに実感しました。
だから、いまのメンバーのことも、新しい仲間も、ずーっと大事にすると思う。
ファンも、応援を力にしてがんばって返してくれて、私たちも大事にしてくれていますよね。
人を大事にできる子は、大事にされてこそ輝く。
だから私は彼を大事に思いたいし、傷つけたくないし、
そういう子だから、いろんな人に愛されている彼を見るのが、私は幸せです。

 


腰痛など体調不良や不運に泣かされた1年になっちゃったと思うけど、
2018年はまだ2か月あるから、ぜひ大どんでん返しを期待してます。
いろいろ出てきそうな動画も、超パも、ファイナルも楽しみ。

いっぱいいっぱい愛されて、幸せになってほしいし、
歌やダンスやお芝居でそれ以上の幸せを届けてくれる力をつけて上がってきてるから、

はやく世に見つかって、たくさんの愛にたくさんの愛でみんなはっぴーになろーーーーーーーーーーー!

 

 ここから下はわたしのことなので、

読んでもあまり得はしませんが、ご興味があれば。

 


実はこの記事は、去年の12月に書いたもので、今年の7月と9月そして10月にさらに加筆修正をしました。
ずっと、上げるタイミングを見計らっていました。
元々は、上がるはずの歌ってみたコラボ動画に合わせてあげるはずだったのですが、
公開時期が未定になってしまったため、宙に浮いていたものでした。

歌うことが好き、という気持ちを、ずっと私に持たせてくれたのは、とみたんです。
「歌い手さんなの?」と聞かれて、「再生数はほとんどないけどね」と返した私に、
「そんなの関係ないよ!」と言ってくれたから。歌ってていいんだって、思いました。
彼の歌声を聴く度にその気持ちを重ねて大事に持っています。

いまは私自身がその後喘息を再発させてしまったことと、軽い難聴の為に調音ができないので、
動画を上げることはしばらく叶わなくなってしまいました。
それでも現場に足を運び、好きな音楽を聴いて、時に声をだし、自由に日常で歌うことを、楽しんでいます。
体調が良くなったら、本当は録りたい曲もたくさんあるけれど、それはまたいつか。

その反面、このことで、つらいこともありました。
だから、一度、離れたこともありました。
2人推しを持つということは、結構大変です。金銭的な部分もありますが、
「茶推しのくせに何しに来たの」って、野崎さんのいないステージを観に行って言われたりとか。
私は薄桃推しのつもりで行っても、単推し差し置いて何なの、みたいなね。

そのときは、2人推してるなんて、単推しの子より半端だよね、みたいな気持ちも確かにあったし、
投げつけられる言葉がしんどかった。
なんだって単推しの倍かかることより、そっちがしんどかった。

私は若くもなかったし、地方だし、外見も美しいわけではないし、さほど積めるわけでもなかったし。
そもそも気に入らない人は言おうと思えば誰にでもどれだけでも言えると思います。
推し方だって人それぞれ。違うからと非難するくらいなら線を引いて触れないで。
私のことなどいないものと思って、その空いた空間にたくさんの推しへの愛を詰め込んでください、と今では思っています。
とみたんは、私が離れた理由を知ってるそうですけどね。はて。

そう、今年やっと聖誕祭に行けました。去年はお花を出しただけで、行けなくて。
やっぱり直接お祝いできるっていいですね。穏やかで大人になった彼も素敵です。そう思える日でした。

戻ったのは、某出入り禁止の方が出たとき、
彼を傷つける子がいなくなったなら、その分1人分、足りないかもしれないけど、戻ろう、って思いました。
矛盾いっぱいしてるんですけどね。
あと、好きなのに好きじゃないってしてるの、やめようって思いました。
陰ながらは陰でしかなくて、陽の当たるところで声を上げて見つけてもらおう。
光を1個でも多く、そしたら私じゃなくて
彼が見つけてもらえて、MeseMoa.が見つけてもらえる率が増えるじゃない?って。
衝動的には間違いないんですけど、
推しってそういう衝動に駆られてなるものじゃない?
恋に落ちるようなものじゃない?
(※1人じゃない時点で恋じゃない)


そんなわけで。
とりあえず、今回はこれにて。長いな。