夢だけど夢じゃなかった。

2023年3月14日。

九段下から、江戸城の搦手門を通って、日本武道館へ。

正面、赤い武道館の文字。

その下に掲げられた看板には、

『2023.3.14 MeseMoa. NIPPONBUDOKAN  "Messe9e More" 』。

 

会場周辺にいると、いろんな国の言語が飛び交っていた。

たくさんの人がいて、みんな見に来たんだ、すごいなって思った。

みんな嬉しそうで、楽しそうだった。

少し歩けば懐かしい顔がいて、最近仲良くなったあの子がいた。

 

 

その日最初に声をかけてもらった言葉が、「おめでとうございます!」だった。

これほどふさわしい言葉はないな、と思って、「おめでとうございます!」と返した。

 

会場の軒下にいたら、白い羽が降ってきた。

見上げたら鳩がいたから、多分換毛期の名残なんだろうけど、

神様が味方して、天使でも寄越したんじゃないかなってちょっと思ったりした。

 

開演どころか物販からこんな有様で、妙に興奮して、妙に情緒的になってた。

 

今回の席は私の名義で、スタンドだった。

そりゃあアリーナ前方がよかったけど 笑、センターステージ真横だったので、

これはこれで見やすくていいなと席に着いて最初の感想だった。

 

後輩グループのOPAも観た。

売り出し中の後輩たちですとお披露目の機会を設けたことが、先輩と会社からのエールなんだと思う。

いろんな人が、いろんなことを思うけど、それはみんな理由がある。

私は、どうやっても、彼らの後輩だから可愛いという下駄を履かせてしまって。

この色ガラスつきの目でも、これからもゆるく見守らせてほしいなと思った。

 

会場が暗くなって、客席のペンライトが灯った。

綺麗だった。

思っていたより、上までしっかり点いていて、ほぼ満員なんだなって思った。

 

『Flower Wind』の歌いだしはのっくん。

この大舞台で、第一声。

昔だったら断っていたんじゃないかな、なんて思ったりした。

人気のあるウェディングソングだけど、この日は、少し違って聞こえた。

彼らが私たちにかけてくれる言葉のように思った。

「今日は人生で最高の記念日にしようね」

「ずっとこの手を離さないでくれてありがとう」

私だって、「今日の君を忘れない」よ。

(ところで、のっくんこの日シークレットインソール入れてた?)

 

『烏合の衆』は、とにかく迫力。

幕張に行けなかったので、炎の特攻を見たのは初めてだった。

リリース時期がとにかく大変だった曲。

声も出せてフルキャパで、武道館で出来て良かった。

 

殺生石セッション』『New Sunshine』

推しのセンター曲。

武道館の、センターステージで、堂々としたパフォーマンスだった。

美しい狐と、夢を叶えたと叫ぶ青年。

どちらも、自慢できる最高の推し。

 

『曖昧ジゴロ』『アンラッキー☆BOY(´・ω・`)』

あの日が帰ってきた、と言ったのはにーちゃん。

取り戻せたね。よかったね。

あと、顔がいいコールって、本当にインパクトがすごい。

んで、しろさんは本当に顔がいい。

 

『Majesta』

楽曲としてめちゃめちゃ好きで、この前の映像からのスパイモチーフが相まって最高にかっこよかった!

 

『真逆の糸』

蜘蛛の巣演出天才では。

 

しかしこのターンの煎じくん本当に美しいな。

好みはあると思いますが、今の体型でより増した圧?迫力?と、脅威のベイビーフェイスのバランスがすごい。つい見ちゃう。

 

 

Polaris

明るかったり激しかったりするナンバーが多い中で、しっかり聴かせる曲。

煎じくん、綺麗に聞こえたよ。

 

『陽之鳥』

今なら、今すぐ呼べる。

この曲を聴くと、MeseMoa.だなって思う。

 

去年はいろんな波があって、自分は応援続けられないんじゃないかと思って。

3月を迎えて、大丈夫かなって思って向かったけど、

ちゃんと当日は晴れやかな気持ちで観れました。よかった。

 

話はステージに戻って、

『War Cry』

懐かしい再現映像。好き勝手やってるとみたんがかわいかった。

大きな大きなそれぞれの推しの名前が聞こえて、嬉しかった。

 

『新鮮!竜宮城RENBO』

『P機MeseMoa.』のスロット映像。野崎弁当リーチはあんまり強くない。

私、学んだ。

RENBOってペンライトの動きも、コールも独特で好きだから、やってくれて嬉しかったなー。

 

『銀河系クラシック』

大好き。

こんなん泣くじゃん。大好き。

あおいちゃんはいつでも前を示してくれる。センターおめでとう。

途中、全員個々のセンター曲の振り付けが入って、

12thだからこその曲なんだなってなった。

7月の正式リリースが待ち遠しい。

撮影可だったんだけど、自分のiPhoneの電源がなかなか入らなくて、冒頭撮れなかったので、みなさんの拡散のおかげでフルで見れています。大感謝。

 

そして、『いまきたばっかりー!!!』も、解禁でしたね。

これがなきゃ。

 

『You're the love』

最初の山を登ったときのための曲。

声だしOKと聞いた時、これをやってほしいと真っ先に思った。

全員を思いきり呼べるから。

 

『パシフィック展望台』

次の山々を登ったときのための曲。

これはきっとやると思ってた。

ここがてっぺんだから。

でも、ここはてっぺんだけど、てっぺんじゃなかった。

 

2023年12月8日。

ツアーファイナルは、白服・フォーゲル卒業スペシャル。

会場は横浜アリーナ

 

アリーナだって。キャパ14000人だって。

 

今日の日本武道館だって、数多の人が挑んで諦める舞台。

夢が叶ってよかったねって、私のことも連れてきてくれてありがとうって、

思ってた。

この発表のとき、この日いちばん泣いた。

 

私は、山に立ち向かうMeseMoa.が好きなのかも。

晩年、落ち着くことはあるだろうけど、まだ早いって思ってたのかな。

10年も経つのに。

長いね、10年。

自分のことを誇れるかはともかく、MeseMoa.と推しのこと、イルミィとむすめんばー。のみんなのことは誇れるなって思う。

 

すごいねえ。日本武道館アーティストになっちゃった。

冬には、アリーナクラスのアーティストになるんだって。

 

誰に言っても、たいてい「知らない」って言われ続けて。

でも好きだし、楽しかったから、応援をやめることはなくて。

だけど、「話してもわからないだろうから」と言わないシーンもあった。

今はもう、あなたは知らないかもしれないけど、武道館に立ったグループだよって言える。

 

ちなみに、今回はセトリに入っていない『Honey Bee』が出たとき、

こんなちょっと色気を出したような戦略は長続きしないって書かれたブログを今でも執念深く覚えていて、「外れたぞ、ざまあみろ」って思ったし、

某番組チャレンジの結果にも、「見る目無かったね」って思った 笑。

 

『オーロラ曲技団』

しあわせな時間だった。

声が出せると信じて組んだのかな。

手拍子でやる予定だったんだろうか。

 

この日、泣かない覚悟をしているとみたんが愛おしかった。

ステージでは絶対泣かないべんとす。

目が潤んでいたときもあったけど、

その日の数時間後に生放送で話すくらい、1日中昂っていたんだろうな。

 

みんなが嬉しそうにしてるのが嬉しかった一日だった。

夜は懐かしい顔ぶれとお酒を飲んだりして。

取り戻した、って思った。人と人のつながり。

色々気を付ける場面はまだまだあるけど。

 

さて、とんでもなく長くなりましたが、以上感想となります。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

来週のアフターイベントではどんな話が飛び出すのかな。

今年も楽しくイルミィでいたいな。

 

・・・・・今気づいたけど、ブログタイトルどうしよう。

早くしないと横アリの日が来ちゃう。